数年前、私が担当したある患者さんの話をしましょう。彼は、大学在学中にSLE(自己免疫疾患の一種)と診断され、入院加療でステロイドパルス療法を行いました。その後遺症で、今度は両側大腿骨頭壊死(大腿骨頭が壊死することによって骨頭の破壊が生じる疾患)を発症。特に右大腿骨頭壊死は重症で、手術(大腿骨頭置換術)を予定していました。しかし20歳での手術は、その可動域制限による糊口上の不便や、人工骨頭の耐久性から再手術も必要という説明を受け、手術時期について自己決定を求められていたのです。
数年前、私が担当したある患者さんの話をしましょう。彼は、大学在学中にSLE(自己免疫疾患の一種)と診断され、入院加療でステロイドパルス療法を行いました。その後遺症で、今度は両側大腿骨頭壊死(大腿骨頭が壊死することによって骨頭の破壊が生じる疾患)を発症。特に右大腿骨頭壊死は重症で、手術(大腿骨頭置換術)を予定していました。しかし20歳での手術は、その可動域制限による糊口上の不便や、人工骨頭の耐久性から再手術も必要という説明を受け、手術時期について自己決定を求められていたのです。